WordPressとCGIの相性はいかほど？共存させるには？
WordPressはPHPで開発されており、基本的にはアドオンなどもPHPで開発していけば良いですが、Perlなどのスクリプト言語をWebサーバ上で動作させるには、CGIを使うのが一般的です。
つまり、WordPressとCGIの組み合わせでサイトを構築したいのであれば、同一ドメイン内でシステムを構築するようにしておきますと、相性に関してもそれほど考えずに済みます。
両方のプログラムでコンテンツを管理出来るようにしておく事で、WordPressが得意な事とCGIが得意な事を切り分けて運用していく事が出来るでしょう。
WordPressもCGIもデータベース用のモジュールがシステムに搭載されていれば、データを逐一保存していく事ができ、管理画面から管理がし易くなってきます。
WordPressはブログやサイトを運用するのに使い、CGIは掲示板システムを構築するのに使うといった形で使い分けを行います。
また、CGIはPHP以外のスクリプト言語が使えますので、それぞれのスクリプト言語用に用意されている高度なモジュールやフレームワークを使えるようになります。
その為、PHPで構築するよりも優れたシステムを構築出来る可能性もあり、古いシステムをWordPressで構築したサイトと連携させるのにも役立ちます。
比較的WordPressとCGIの相性は良いと言え、ネットサービスを展開する上で使い分けられる環境作りが出来ます。
データベースに関しては共有させる事も出来ますが、別々に運用させた方がメンテナンス面で効率的です。
ブログやサイトは、掲示板とは違って情報が固定されたり、日付によってコンテンツを管理出来たりといった事が出来ますが、掲示板システムではカテゴリー毎に分けたり、スレッドを多数扱ったりという風に、スレの話題や書き込みの内容で分けていくという違いがあります。
完全に共有させるというよりは、状況によって使い分けるといった運用が重要です。
