WordPressの「マルチサイト機能」で複数サイトの運用が可能!
WordPressを使用して、ブログを運営している人も多いかと思いますが、WordPressに、便利なマルチサイト機能というものがあることをご存知でしょうか。
この機能は複数のサイトを持っている際に、そのサイトごとにWordPressをインストールするという手間を省くことが出来る機能です。
複数WordPressをダウンロードすることは手間も時間もかかり、効率が悪いです。
そんなユーザーの声により生まれた機能で、個人だけでなくビジネスシーンでも活用されています。
マルチサイト機能を有効化する手順
では、マルチサイト機能を有効化するにはどのような手順を踏んでいけばよいのでしょうか。
ここではその1例をご紹介します。まず設定ファイルのwp-config.phpにマルチサイト機能にするための1行を追加します。
この1行を追加するのはWordPressの下部にある、編集が必要なのはここまでです!という記述のある行の上です。
追記したものを上書き保存し、管理画面からツールをクリックすると、「ネットワークの設置」というメニューが追加されているのでこれをクリックします。
するとWordPressサイトのネットワークの作成というページに遷移するので、運用方法を選択し、ネットワーク名や管理者のメールアドレスに変更が無ければ、インストールボタンをクリックします。
するとマルチサイトの構築に必要なコードが表示されたページに移動し、表記された内容に従います。
その変更を済まして、サーバーにアップロードさせたら再びWordPressにログインすると、「参加サイト」というメニューが増えているはずなので、そこをクリックして自分の作った新たなサイトのURLなどを入力したら、マルチサイト機能の管理下に置くことの完了です。
管理体制が分かりやすくなるうえ楽になりますし、新たなユーザーを追加することも容易になります。
ですので、全体的な管理をしつつ、個別のサイトに対し柔軟な対応が出来るのがマルチサイト機能のメリットといえます。